不登校の子どもの理解と支援―学校で今できることは何か

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779512223
  • Cコード C3011

出版社内容情報

現場で教育臨床を続けてきた著者が、不登校の相談に応じる教師、カウンセラーらのために不登校問題の理解の仕方から対処まで解説する

まえがき



序章

 1.不登校問題とは

 2.教育臨床の原点



? 不登校─その実情



? 不登校問題への学校の対応

 1 .不登校の実態に対する学校の認識

 2.不登校事例への学校の対応の現状

 3.機能する教育相談体制づくり

 4.担任に求められる対処の枠組み

 5.機能する校内相談体制づくり



? 不登校理解の基本

 1.理解の枠組み

 2.不登校状態の理解のための枠組み

 3.各時期に望まれる学校の対処



? 心理的力動に基づくアプローチの変遷と今日的課題

 1.心理的力動に基づくアプローチの変遷

 2.子ども,家族の心理的力動



? 不登校事例のアセスメント

 1 .不登校の実態調査

 2.文献にみられる登校拒否(不登校)事例のアセスメントの枠組み

 3.子どもの状態像に基づくアセスメント

 4.不安を伴う登校拒否(不登校)のアセスメント



? 学校場面における不登校事例の対処

 1.受理段階

 2.事例に基づく登校拒否(不登校)のアセスメントと対処



? 学校における不登校事例への対処─実践例─

 1.各学期における対処

 2.結びに



引用文献

索引

寺田 道夫[テラダ ミチオ]
著・文・その他

目次

1 不登校―その実情
2 不登校問題への学校の対応
3 不登校理解の基本
4 心理的力動に基づくアプローチの変遷と今日的課題
5 不登校事例のアセスメント
6 学校場面における不登校事例の対処
7 学校における不登校事例への対処―実践例

著者等紹介

寺田道夫[テラダミチオ]
臨床心理士。岐阜大学教育専攻科(1974年修了)専攻:教育臨床・動機づけ。兵庫教育大学大学院・学校教育研究科(1982年修了)教育学修士。現職・職階:東海学院大学人間関係学部心理学科及び大学院人間関係学研究科(臨床心理学専攻)客員教授。岐阜県公立小中学校教員、東海女子大学及び東海学院大学准教授、教授を経て現職。寺田臨床心理学研究所長、寺田心理相談室長。岐阜県公立学校スクールカウンセラー、岐阜産業保健総合支援センター促進員、岐阜県精神保健福祉協会理事及び教育・家庭部会委員長、ぎふ犯罪被害者支援センター副理事長、日本メンタルレスキュー協会アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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saiikitogohu

1
「学校は家庭の機能不全や子どもの性格特性…保護者は子どもの性格特性や学校場面の対人的脆弱さ…子ども自身は学習意欲の喪失や学校での孤立感及び級友によるいじめ、教師によるいじめ、教師による叱責に伴う学校回避…。これらの調査結果から、学校、保護者、子どもの自身の認識には大きなズレがみられ、この認識のズレはそのまま学校や保護者の子どもへの理解や対応に影響を及ぼす」18「中1で不登校であった子どもの半数は、すでに小学校時代になんらかの形で学校を長期欠席していたことが指摘されています」212020/09/27

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