目次
第1章 混合研究法の基本的特徴
第2章 混合型研究をデザインする手順
第3章 混合研究法の実践に必要なスキル
第4章 混合研究法の基本型と応用型デザイン
第5章 手続きダイアグラムの描画法
第6章 混合型研究の序論を書く
第7章 サンプリングと統合の課題
第8章 出版用に混合型研究論文を執筆する
第9章 混合型研究の質を評価する
第10章 混合研究法の発展と進化
著者等紹介
抱井尚子[カカイヒサコ]
米国ハワイ大学大学院教育心理学研究科博士課程修了(2001)Ph.D.。現在、青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科教授、Journal of Mixed Methods Research編集委員。日本混合研究法学会初代理事長。ハワイ大学附属がん研究センターの研究員として、質的、量的、および混合型研究アプローチを用いた大規模調査の経験を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシ
14
お仕事本。クレスウェル先生の本が日本語で読めるのは有難い。初学者や混合研究法(MMR)によるプロジェクトに参加することになった実務者にとっては非常に有益です。MMRとは何かを概説し、どのように研究を進めて論文に仕上げるのか、簡潔ながらも丁寧に説明されていて分かりやすいです。調査を進めるにあたって本書が傍らにあればとても心強いでしょう。とはいえ、こういうのは実際にやってみると非常に難しい。色々な制限が加わって思い通りのデータが採取できなかったりトラブルが生じたりするのでね。今後、精読を重ねていきます。2023/07/11
yujiro takeda
1
質的研究と量的研究の統合、ジョイントディスプレイ。このあたりをさらに深堀したい。2022/08/13
Ayano
0
研究計画の設計や構成要素について初学者向けに解説されている本。混合研究法のエッセンスがすごくわかりやすく簡潔に記されている。読んだらわかった気になってしまうけど、いざやろうとすると色々な壁にあたりながらで難しいんだろうな…と先の心配をしてしまう。2022/12/11
Madeline Usher
0
どのように、質的研究と量的研究を混合して、混合研究法での研究を設計するのか、というようなことに対し簡単な説明です。2020/08/31