法の支配のヒストリー

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  • サイズ A5判/ページ数 275p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779511813
  • Cコード C3032

出版社内容情報

最新の研究を踏まえ,16世紀後半から20世紀前半のイギリス,18世紀後半から20世紀半ばのアメリカの法の支配の歴史をひも解く

序 『 法の支配のヒストリー』が目指すもの(戒能通弘)



第1章 サー・エドワード・クックと法の支配

(Sir Edward Coke and the Rule of Law)

(マイケル・ロバーン/戒能通弘[訳])

1 はじめに

2 「正義と平和は,王権のみに属する」

3 「法が国王を創る」

4 管轄権についての論争

5 国家的理由

6 おわりに 



第2章 クック,ホッブズ,ブラックストーンと法の支配:

国会主権の確立と国王大権(戒能通弘)

1 はじめに  

2 クックのボナム医師事件判決と法の支配 

3 国王大権と国会主権:ホッブズとブラックストーン 

4 おわりに 



コラム?:クックのボナム医師事件をめぐる解釈の変遷 





第3章 正義の魂:ベンサムとパブリシティ,法と法の支配

(The Soul of Justice:Bentham on Publicity, Law, and the Rule of Law)

(ジェラルド・ポステマ/戒能通弘[訳])

1 はじめに 

2 パブリシティとその所産 

3 パブリシティと法の支配 

4 おわりに 



第4章 ダイシーと法の支配:形式性の背後面にある規範秩序(内野広大)

1 はじめに

2 国制における習律の位置づけ:独立した規範カテゴリとしての習律

3 憲法と習律の相互連関 

4 おわりに



第5章 マーシャル・コートと法の支配:違憲審査制と最高裁判所の原型(原口佳誠)

1 はじめに

2 違憲審査制の成立:マーベリー対マディスン事件

3 個人の権利の保障:契約の自由と自然権思想  

4 司法の独立:裁判官の専門性と客観性  

5 アメリカ社会と合衆国最高裁判所:違憲審査制の受容

6 人民立憲主義:法の支配への問い  

7 おわりに 



コラム?:マーシャル・コート研究の軌跡 



第6章 「 統治」の法としての憲法と「法の支配」:

ケント,ストーリーと初期アメリカ憲法学における「法の支配」の思想的起源(大久保優也)

1 はじめに 

2 思想的基礎 

3 「 法の支配」と憲法解釈:ストーリーの『合衆国憲法釈義』における「法の支配」

4 判例:「商業社会」の法

5 おわりに



第7章 ロックナー判決と法の支配(清水 潤)

1 はじめに 

2 アングロ・サクソニズム,歴史法学,古典的コモン・ロー理論

3 修正14条の成立と連邦憲法構造の変動 

4 コモン・ロー上の自由と憲法上の自由 

5 コモン・ローの正統性の剥奪と制定法による社会の変革へ

6 おわりに



コラム?:ロックナー判決の解釈の変遷



第8章 岐路に立つ法の支配(椎名智彦)

1 はじめに 

2 リアリズム法学の文脈・再論

3 包摂的デモクラシーの時代:ニュー・ディールからウォーレン・コートへ

4 プロセス学派の視角

5 おわりに 



コラム?:リアリズム法学のリアリティ



あとがき

戒能 通弘[カイノウ ミチヒロ]
編集

内容説明

法の支配をめぐるさまざまな思想を検討するために。最新の海外の研究を踏まえ、16世紀後半から20世紀前半のイギリス、そして、18世紀後半から20世紀半ばのアメリカにおける法の支配の歴史をひも解く。

目次

序 『法の支配のヒストリー』が目指すもの
第1章 サー・エドワード・クックと法の支配(Sir Edward Coke and the Rule of Law)
第2章 クック、ホッブズ、ブラックストーンと法の支配―国会主権の確立と国王大権
第3章 正義の魂―ベンサムとパブリシティ、法と法の支配(The Soul of Justice:Bentham on Publicity,Law,and the Rule of Law)
第4章 ダイシーと法の支配―形式性の背後面にある規範秩序
第5章 マーシャル・コートと法の支配―違憲審査制と最高裁判所の原型
第6章 「統治」の法としての憲法と「法の支配」―ケント、ストーリーと初期アメリカ憲法学における「法の支配」の思想的起源
第7章 ロックナー判決と法の支配
第8章 岐路に立つ法の支配

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