内容説明
大学の内外で実践する“哲学者”たちにマイクを向ける好評のインタビュー集。「身体性」と「哲学教育」をキーワードに語る第2弾!
目次
第1部 身体性の未来(不随意な身体のリアリティ(森岡正博)
芙蓉の花と存在の一義性(山内志朗)
手話で因果論を解体する(高山守)
阿蘇生まれの医師が見る生命中心主義(藤井可))
第2部 子どもの哲学教育(子どもは大人の社会を小さくしたものを生きる(河野哲也)
ゆっくり・じっくり考える時間をつくる(土屋陽介)
「生きる意味」、高校倫理の授業で考える(綿内真由美)
自分がそうとしか生きられない「生きやすさ」を示す(本間直樹)
哲学オリンピックで哲学の共有可能性を知る(梶谷真司))
著者等紹介
田中さをり[タナカサオリ]
高校生からの哲学雑誌『哲楽』編集人。千葉大学大学院にて哲学、倫理学、情報科学を学び、修士(文学)、博士(学術)を取得。専門は情報科学と学術広報(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ドシル
8
しばらく積読状態だったのをようやく読めた。 9人の哲学者のインタビューをまとめた一冊で、高山守さんのみこの本での初披露となるが、他は既出のものだ。 2部構成で、身体性の未来と子どもの哲学教育とに分かれてまとめられている。 手話で因果論を解体すると題された、高山さんのインタビューが読みたくて購入。 哲学は私に最も疎遠な学問だと思っているので、全体的に色々でてくる有名な哲学者を知らないと言う状態なので、読み終わっても充分理解できたとは言えない感じが消化不良。哲学、、少し勉強してみよう。2017/11/05
megumegu8
0
哲学者という存在が少し身近になると同時に今こそ哲学者が必要なのかもと思いました2018/11/16