最強の社会調査入門―これから質的調査をはじめる人のために

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最強の社会調査入門―これから質的調査をはじめる人のために

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779510793
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C1036

出版社内容情報

「聞いてみる」「やってみる」「行ってみる」「読んでみる」ことから始まる社会調査の極意を、16人の社会学者がお教えします。

はじめに――この本を手に取ってくれた方へ



第?部 聞いてみる



 1 昔の(盛ってる)話を聞きにいく――――――――朴 沙羅         

     よく知っている人の体験談を調査するときは



 2 仲間内の「あるある」を聞きにいく―――――――矢吹康夫

     個人的な経験から社会調査を始める方法



 3 私のインタビュー戦略―――――――デブナール・ミロシュ

     現在の生活を理解するインタビュー調査



 4 キーパーソンを見つける――――――――――――鶴田幸恵

     どうやって雪だるまを転がすか



第?部 やってみる

 

 5 「わたし」を書く―――――――――――――――前田拓也

     障害者の介助を「やってみる」



 6 「ホステス」をやってみた――――――――――松田さおり

     コウモリ的フィールドワーカーのススメ



 7 にまなぶ、をまなぶ――――――――有本尚央

     調査前日、眠れない夜のために



 8 暴走族のパシリになる―――――――――――――打越正行

     「分厚い記述」から「隙のある調査者による記述」へ



第?部 行ってみる



 9 フィールドノートをとる――――――――――――木下 衆

     記録すること、省略すること



 10 学校の中の調査者―――――――――――――――團 康晃

     問い合わせから学校の中ですごすまで



 11 好きなもの研究の方法―――――――――――――東 園子

     あるいは問いの立て方、磨き方



 12 刑務所で「ブルー」になる―――――――――――平井秀幸

     「不自由」なフィールドワークは「不可能」ではない



 13 仕事場のやり取りを見る――――――――――――秋谷直矩

     「いつもこんなかんじでやっている」と「いつもと違う」



第?部 読んでみる



 14 「ほとんど全部」を読む――――――――――――牧野智和

     メディア資料を「ちゃんと」選び、分析する



 15 判決文を「読む」―――――――――――――――小宮友根

     「素人でいる」ことから始める社会調査



 16 読む経験を「読む」―――――――――――――酒井信一郎

     社会学者の自明性を疑う調査の方法



おわりに――社会学をするってどういうこと?



索引 

前田 拓也[マエダ タクヤ]
関西学院大学大学院社会学研究科単位取得退学。現在、神戸学院大学現代社会学部准教授。福祉社会学、障害学専攻。『介助現場の社会学』(生活書院、2009年)、ほか。

秋谷 直矩[アキヤ ナオノリ]
埼玉大学大学院理工学研究科理工学専攻博士後期課程修了。現在、山口大学国際総合科学部助教。エスノメソドロジー・会話分析専攻専攻。『ワークプレイス・スタディーズ――働くことのエスノメソドロジー』(編著、ハーベスト社、近刊)、『フィールドワークと映像実践――研究のためのビデオ撮影入門』(共著、ハーベスト社、2013年)、ほか。

朴 沙羅[パク サラ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、立命館大学国際関係学部准教授。移民・エスニシティ研究専攻。『オーラルヒストリーとは何か』(翻訳、水声社、2016年)、ほか。

木下 衆[キノシタ シュウ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。医療社会学専攻。『方法としての構築主義』(分担執筆、勁草書房、2013年)、『研究道――学的研究の道案内』(分担執筆、東信堂、2013年)、ほか。

内容説明

社会調査は面白い!「聞いてみる」「やってみる」「行ってみる」「読んでみる」ことからはじまる社会調査の極意を、失敗経験も含めて、16人の社会学者がお教えします。

目次

第1部 聞いてみる(昔の(盛ってる)話を聞きにいく―よく知っている人の体験談を調査するときは
仲間内の「あるある」を聞きにいく―個人的な経験から社会調査を始める方法
私のインタビュー戦略―現在の生活を理解するインタビュー調査
キーパーソンを見つける―どうやって雪だるまを転がすか)
第2部 やってみる(「わたし」を書く―障害者の介助を「やってみる」;「ホステス」をやってみた―コウモリ的フィールドワーカーのススメ;“失敗”にまなぶ、“失敗”をまなぶ―調査前日、眠れない夜のために;暴走族のパシリになる―「分厚い記述」から「隙のある調査者による記述」へ)
第3部 行ってみる(フィールドノートをとる―記録すること、省略すること;学校の中の調査者―問い合わせから学校の中ですごすまで;好きなもの研究の方法―あるいは問いの立て方、磨き方;刑務所で「ブルー」になる―「不自由」なフィールドワークは「不可能」ではない;仕事場のやり取りを見る―「いつもこんなかんじでやっている」と「いつもと違う」)
第4部 読んでみる(「ほとんど全部」読む―メディア資料を「ちゃんと」選び、分析する;判決文を「読む」―「素人でいる」ことから始める社会調査;読む経験を「読む」―社会学者の自明性を疑う調査の方法)

著者等紹介

前田拓也[マエダタクヤ]
1978年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科単位取得退学。現在、神戸学院大学現代社会学部准教授。福祉社会学、障害学専攻

秋谷直矩[アキヤナオノリ]
1982年生まれ。埼玉大学大学院理工学研究科理工学専攻博士後期課程修了。現在、山口大学国際総合科学部助教。エスノメソドロジー・会話分析専攻

朴沙羅[パクサラ]
1984年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、立命館大学国際関係学部准教授。移民・エスニシティ研究

木下衆[キノシタシュウ]
1986年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。医療社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。