目次
第1章 古典的な心理療法理論
第2章 感じるとは如何にあるのか
第3章 「感じ」を話すとき何が起こるのか
第4章 セラピストが聴くとき何が起こるのか
第5章 アップデートする傾聴とフォーカシング
第6章 更新し続けるフォーカシング諸方法
著者等紹介
池見陽[イケミアキラ]
University of Chicago,Graduate Division of Social Sciences(1980)。医学博士(産業医科大学1989)。現在、関西大学大学院心理学研究科臨床心理専門職大学院教授。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まぎぬん
3
傾聴が何か抑圧されたものを暴き出していく過程ではなく、創造的なものである、ということが最も印象的であった。クライアントは、話しながら気づき、自らを統合的体験として紡ぎ出していくのだろう。2018/01/04
ぬっち
1
EXPの具体例についてしれて良かった。2023/08/05
ロム
0
心理の古典→現代の心理臨床、という流れ。ロジャーズが端を発した来談者中心療法はパーソンセンタード・アプローチへと。カウンセラーの三条件からフォーカシング指向性態度へと。個人的に、フォーカシング指向性態度の研究が、より具体的に表されてきたと思った(「感じに触れる」、「感じから距離を取る」「感じから行動する」)。この一冊にはページ数以上の情報量が詰まっている。解読するには一回では足りないと思った。2023/07/17
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