内容説明
イングランドから北米の英領植民地へ、さらにオーストラリアや北海道開拓まで土地計画(タウンシップ)の世界的な展開と変容を辿る。
目次
序 土地区画の歴史への視角
1 英国領北米植民地の土地区画
2 アメリカ合衆国のタウンシップ
3 カナダの領主制とタウンシップの土地区画
4 英国におけるタウンシップの変容
5 太平洋西方へのタウンシップの伝播
著者等紹介
金田章裕[キンダアキヒロ]
1946年生まれ。京都大学名誉教授。博士(文学)。京都大学教養部助手、追手門学院大学文学部助教授。京都大学文学部助教授・教授、同大学院文学研究科長・文学部長、同大学副学長を経て、08年から14年まで大学共同利用機関法人人間文化研究機構長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chang_ume
9
主に北米と豪で採用された、方格地割を主とした多様な土地区画の形態「タウンシップ」の事例集。もともとは中世イングランド発祥の共同体領域として生まれたものが、植民土地政策として意味を変えながら各地に伝播していく。日本では北海道開拓でも採用されたタウンシップですが、古代条里や近世干拓地ですでに実施された方格地割の伝統が、北米由来の形態・方式を変容させたとの指摘も興味深い。ざっとした感触では、「方格地割」がなぜ、どのように土地を区画していったのか、その近代史というところか。古代中世の方格地割も考えてみたい。2021/01/20




