目次
第1部 草叢の迷宮―文様的想像力の形成(“草叢”のつくり出すもの―『草迷宮』試論;『草迷宮』における歌絵の趣向―見立て“武蔵野”の世界;鏡花文学における自然と意匠―『草迷宮』とその時代)
第2部 ことばのマニエリスム―文様的想像力の展開(一)(一九二〇~七〇年における日本文学の能楽受容―鏡花・足穂・三島;『卵塔場の天女』再読―『羽衣』と『歌占』)
第3部 かたちのマニエリスム―文様的想像力の展開(二)(市場のブリコラージュ―『古狢』考;問いつめ、引き裂く花―『菊あはせ』考;泉鏡花と近世絵画の意匠―文様的想像力の形成と展開)
著者等紹介
三品理絵[ミシナリエ]
1967年、兵庫県生まれ。98年、神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得満期退学。神戸大学助手、金蘭短期大学非常勤講師、仏教大学非常勤講師を経て、皇學館大学文学部講師。現在、准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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