草叢の迷宮―泉鏡花の文様的想像力

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  • サイズ B6判/ページ数 22,2/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779508462
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

目次

第1部 草叢の迷宮―文様的想像力の形成(“草叢”のつくり出すもの―『草迷宮』試論;『草迷宮』における歌絵の趣向―見立て“武蔵野”の世界;鏡花文学における自然と意匠―『草迷宮』とその時代)
第2部 ことばのマニエリスム―文様的想像力の展開(一)(一九二〇~七〇年における日本文学の能楽受容―鏡花・足穂・三島;『卵塔場の天女』再読―『羽衣』と『歌占』)
第3部 かたちのマニエリスム―文様的想像力の展開(二)(市場のブリコラージュ―『古狢』考;問いつめ、引き裂く花―『菊あはせ』考;泉鏡花と近世絵画の意匠―文様的想像力の形成と展開)

著者等紹介

三品理絵[ミシナリエ]
1967年、兵庫県生まれ。98年、神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得満期退学。神戸大学助手、金蘭短期大学非常勤講師、仏教大学非常勤講師を経て、皇學館大学文学部講師。現在、准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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高橋直也

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泉鏡花は私の大好きな作家。その人をもっと知りたいと思って読んだが、私の読書量ではこの本を正確に理解するには足りないか。でもウイリアムモリスについてなら同じくらいの知識は持っているぞと意地を張ってみるが、さて泉鏡花は読者にそんな知識を求めていたのかしら。もう一度全集を読みたい気持ちが高まる一冊でした。(稲垣足穂や三島由紀夫さんはもう読まなくてもいいや。個人的な心の声)2019/02/27

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