内容説明
イスラームの学びの文化は、ムスリム社会の近代化と近代的学校制度の拡大にともないどのように変化してきたのか。マレーシアを事例に明らかにする。
目次
イスラームの学びの文化とその変容の捉え方
第1部 伝統的イスラームの学びの文化と変容のはじまり(伝統的イスラームの学びの文化―構成要素と学びの意味;近代学校教育の登場とイスラームの学びに対する認識の変容―雑誌『プンガソ(Pengasuh)』の分析から
アズハル留学の主流化と宗教学校の近代化)
第2部 一九七〇年代以降のイスラーム復興と学びの文化の変容(イスラーム復興運動における新たな学びの文化;イスラーム化政策と国家の「イスラーム教育」の生成;宗教中等学校における学びの文化の変容と持続―伝統的学びの要素とウラマーの育成)
第3部 変容を問う視点(現代における伝統的イスラームの学びの文化―保持と再生の試み;学校制度への「非参加」という選択―ノンフォーマルな「マドラサ」における学びの意味;「実感(kesedaran)」と「感覚(perasaan)」―制度的教育では学べないもの)
結論 イスラームの学びの文化の変容と持続
著者等紹介
久志本裕子[クシモトヒロコ]
1979年生まれ。中央大学総合政策学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科・修士課程修了、東京外国語大学大学院地域文化研究科・博士号(学術)取得。現在、日本学術振興会特別研究員。主な研究分野は、文化人類学、比較教育学、地域研究(東南アジア・ムスリム社会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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