出版社内容情報
祈りとは何か、宗教とは何か。宗教現象学の古典、ハイラーの『祈り』を読み解き、批判的継承の先に宗教研究の新たな地平を拓く。
内容説明
祈りとは何か、そして宗教とは何か。宗教現象学の古典たる、F.ハイラーの『祈り』を読み解き、その批判的継承の先に宗教研究の新たな可能性を模索する。
目次
第1部 ハイラーと『祈り』(ハイラーの生涯と『祈り』の内容;祈りの類型論)
第2部 類型論の諸問題(「祈りの儀礼化」について;「預言者的/神秘主義的」という類型について;「哲学者の祈り」について)
第3部 宗教概念と宗教史(宗教概念の問題;「サドゥー論争」をめぐる宗教史の問題)
著者等紹介
宮嶋俊一[ミヤジマシュンイチ]
1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。文学博士。東京外国語大学他非常勤講師。宗教学・宗教史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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