内容説明
怒りのコントロールスキル“I statement”の導入。「愛想笑い」や「八つ当たり」より状況改善。中学生の怒り感情に関する調査研究から、学校現場に最適な心理教育を提案する。
目次
第1章 問題と目的(問題;本書で用いる用語の操作的定義 ほか)
第2章 測定具開発と実態調査(Anger Response Inventory‐Adolescent(日本語版)の作成―思春期版怒り反応尺度の作成
中学生が経験する怒り感情に伴う諸反応の特徴―発達要因(青年期との比較検討) ほか)
第3章 怒りのコントロールプログラム作成と中学生への適用(怒りのコントロールプログラムの作成と施行;怒りのコントロールプログラム(1回シリーズ)改訂版、JAMP‐A‐R2の作成と施行 ほか)
第4章 日本文化における中学生の怒りのコントロール(日本人中学生が経験する怒り感情に伴う諸反応における特徴 学校適応感と文化的要因との関連)
第5章 総合的考察と今後の展望
著者等紹介
桜井美加[サクライミカ]
国士舘大学文学部准教授。博士(心理学)。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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