目次
比良山系全図―比良の湧水
比良山再発見―比良の巨樹
比良の山を歩く
比良の四季―3月~8月
比良山系南部
霊仙山・折立山
権現山・ホッケ山
蓬莱山・打見山
白滝山
烏谷山・比良岳・摺鉢山〔ほか〕
著者等紹介
草川啓三[クサガワケイゾウ]
1948年京都市に生まれる。1968年山登りを始める。1975年京都山の会に入会。20歳の時、鈴鹿霊仙山へ登ったのがきっかけで登山を始める。以後、滋賀、京都の山を中心に歩き続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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iwasabi47
1
比良山地への書誌学アプローチは面白い。山の本好きとしてたまらない。たくさんのコースを載せているが、以前新ハイ関西版に載っていた廃道コース(比良山地ではメシャーなコンクリ製模造木できた道標も写真でみた)は載ってなかった。比良沼は深い。2018/01/17
笛吹岬
0
著者が指摘しているように、「山頂へと案内するだけのガイドブック」、「知を案内して登山者に山の悦びを導くというガイドの柱がなくな〔る〕」というのが、現在の登山ガイドの特徴だ。たしかに、昭和40年代以前に刊行された旅行案内書、登山案内書を読むと、地理学的、民俗学的知見を踏まえた記述に出くわすことがあり、有益な「民俗誌」として利用できることがある。著者の思い入れのある書籍は昭和44年刊行ということだから、自分の経験とも時期的にも符合する。2012/08/19