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内容説明
3.11以後、根底から揺らぐメディアと私たちの関係を、公害/環境問題を軸に問い直し、新たな対話の地平を拓く。
目次
第1部 メディア・リテラシーの意味(公害/環境問題とメデイアの接点―螺旋状に広がる沈黙の輪を断ち切るために;メディアと教育―メディアとしての私たち;メディア・リテラシー再考―物語と現実のはざまで)
第2部 メディアによってつくられる「現実」(毒ガスの行方―沖縄の毒ガス移送問題から考える「他者」との連帯;「ヒバクシャ」の声はなぜ聞こえないのか―マーシャル諸島の人びとが伝えたいこと;メディアとしての原子力/メディアのなかの原子力―米軍占領下の沖縄における「原子力発電」計画の意味)
第3部 関係性をつくりだすメディア(コミュニケーションを可能/不可能にする語りの場―「当事者」への期待から「当事者性」の獲得へ;テレビドキュメンタリー・アーカイブとその可能性―記録と記憶としての「水俣」のテレビドキュメンタリー;パブリックディベートの可能性―議論不在の状況を乗り越えるために ほか)
第4部 日常のなかのメディア・リテラシー(「市民ゲリラ」養成講座―3人の「市民ゲリラ」から3.11以降の生き方を探る)
著者等紹介
池田理知子[イケダリチコ]
国際基督教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。