内容説明
危機の時代において、デモクラシーこそが唯一の選択肢である―気鋭の政治学者三名によるデモクラシーの未来に向けた共同綱領。
目次
1 共同綱領―デモクラシーの擁護に向けて(再帰的近代化論とは;なぜ再帰的近代化なのか;再帰的近代化がもたらす諸困難;なぜデモクラシーか;ネオ・ナショナリズムによる対応;リベラリズムによる対応)
2 政治共同体の構成と現代デモクラシー論(「第二の近代」における政治共同体の変容;現代デモクラシー論の課題;現代デモクラシー論の配置(コンステレーション)
現代デモクラシー論の再配置)
3 デモクラシーのためのアーキテクチャ、アーキテクチャをめぐるデモクラシー(「デモクラシーの優位」の論証;アーキテクチャ―新たな代替案か、補完か;アーキテクチャの具体像;アーキテクチャをめぐるデモクラシー)
4 再帰性とデモクラシー―もう一つの起源(フランス・リベラリズムの再生;二人のファウンディング・ファーザー;フランス・リベラリズムの現代的展開)
著者等紹介
宇野重規[ウノシゲキ]
1967年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。政治思想史・政治哲学専攻
田村哲樹[タムラテツキ]
1970年生まれ。名古屋大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、名古屋大学大学院法学研究科教授。政治学・政治理論専攻
山崎望[ヤマザキノゾム]
1974年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、駒澤大学法学部准教授。現代政治理論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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