目次
1 発達のアセスメントと支援(発達アセスメントとその社会的意義;発達のとらえ方;認知発達研究の進展と新K式発達検査;今日のわが国における児童・青年期の発達をめぐる諸問題;発達支援の考え方;子どもにとって環境の豊かさとはなにか―発達アセスメントの課題)
2 新K式検査2001における成人級課題について(新K式検査2001の再標準化と検査対象の成人への拡張;追加された成人用項目;新K式検査2001を成人対象者に実施する場合の留意点について;新K式検査2001における成人級課題の分析;おわりに)
3 最近の子どもは以前の子どもに比べて発達が遅れてきているか―新K式検査を用いて検討した現代の子どもの発達と問題点(1983年から2001年にかけての子どもの発達の変化;発達の遅れが目立った描画項目の検討;人物画検査から見た描画発達;50年間の日本の子どもの発達の変遷;現代の子どもの発達の特徴と変化の要因;おわりに)
4 新K式検査2001を用いたアセスメントと発達相談(新K式検査を活用する際の基本姿勢;検査結果を発達相談に活かすためのいくつかの留意点;乳幼児健診および就学前相談での活用)
5 肢体不自由児への検査の適用(肢体不自由児への適用;障害程度の判定;発達支援の手がかりとして;検査実施上の留意点;肢体不自由児に対する新K式検査実施;おわりに)
著者等紹介
松下裕[マツシタユウ]
新版K式発達検査研究会代表
郷間英世[ゴウマヒデヨ]
京都教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。