内容説明
景観、交通、花街、京町家、古写真、祭礼など、京都の歴史空間をGISで分析し、歴史GIS研究の新たな展開をしめす。
目次
歴史地理学とGIS
バーチャル京都プロジェクトの過去、現在、未来
歴史的町並みの自動生成モデル
3次元都市モデルを用いた古代都市の景観分析―バーチャル長岡京・平安京でみる都市の中軸線と山並みの関係
戦前期京都の交通流動からみるデイリーリズム
京都市における社会地区分析―1911年~1965年
花街を訪れる人々―大正期の京都と遊客
京町家調査とGIS
視覚資料とGIS―古写真とGISによる地域の記憶のアーカイブ
祭礼・民俗芸能と歴史GIS〔ほか〕
著者等紹介
矢野桂司[ヤノケイジ]
立命館大学文学部教授。1961年兵庫県生まれ。専門は人文地理学・地理情報科学
中谷友樹[ナカヤトモキ]
立命館大学文学部准教授。1970年神奈川県生まれ。専門は地理情報科学・健康地理学
河角龍典[カワスミタツノリ]
立命館大学文学部准教授。1971年三重県生まれ。専門は環境考古学・地理情報システム(GIS)
田中覚[タナカサトシ]
立命館大学情報理工学部教授。1959年東京都生まれ。専門はコンピュータ・ビジュアリゼーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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