内容説明
大学改革時代のあっと驚くSD奮闘記。
目次
第1章 大学改革と事務職員
第2章 山形大学のFDと教職協働
第3章 山形大学の企画提案型SD
第4章 山形大学の地域連携型SD
第5章 SDから誕生した山形大学「エリアキャンパスもがみ」
第6章 立命館大学と山形大学の大学間連携について
第7章 大学間連携SD研修会での「あっとおどろく大学事務NG集」制作
第8章 日常的な事務改善と自己研鑽
第9章 若き事務職員へ
著者等紹介
小田隆治[オダタカハル]
山形大学地域教育文化学部教授。高等教育研究企画センター企画マネジメント部門長。(理学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rista99
2
著者の講演を聴いて興味を持ち2011/3/18に購入。3年半も経過してようやく読了すると同時に、もっと早く読んでいればと反省。著者が山形大で取り組んできたFD・SDの詳細を知り、こんなに自由で創造的なことを地方の小規模総合大学が出来るのかと驚いた。いやむしろ地方だからこそ出来たと言うべきか。巻末にある著者の大学職員への温かく力強いエールには、自分の職業や大学という職場が、多くの可能性を秘めたものであることに改めて気付かされ、勇気づけられた。自分も主体性と情熱を持ち、安定より変化を選ぶ大学職員でありたい。2014/12/23
(can´﹀`*)/
2
大学職員は事務職であるけれど、高等教育機関に従事しているものとしてプロフェッショナルであるべきという内容の本。大学の役割、大学職員の使命を感じ、その職業に対して興味が沸いた。このような取り組みはどの大学でも行われているのだろうか。。思いと行動力、スキルを身につけると人や機関は変われる。 知識をつけて、また改めて読み直したい。 2013/07/12
Yuta Sogawa
1
勉強になった。SD(スタッフ・ディベロップメント)の方法の紹介といった具体的な内容だけでなく、どのような気持ちで臨めばいいのかという精神的なものまで参考になる。大学職員でなくとも実践できることも書いてあり、いくつかは今の自分でもすぐできる大事なことが書いてあった。2013/01/17