内容説明
「平成の大合併」で変貌する地域社会に迫る。各地の実例調査と統計分析により、地方の現状を検証し自律への道を探る共同研究の成果。
目次
分権改革と地方ガバナンス
市町村の自律は可能か―離島山村を有する市町村の政治的自律性を支える条件
離島編入合併と協働・共生・自律のまちづくり
地域の人的資源を考える―パートナーシップの可能性
森林の村の地域展開―担い手の誇りと地域としてのなりわい
内部的連帯を媒介とした外部的連帯―自立を選択した自治体の生き残り戦略
離島における地域社会の維持・存続―沖縄県竹富町鳩間島を事例として
島嶼部における学校の意味―愛媛県上島町と沖縄県竹富町の事例研究を通して
地域自治組織の設立と地域の変化―旧町から小学校区へ、丹波市の自治協議会を事例として
町村合併における地域自治組織の現実―長野県木曽町を事例として〔ほか〕
著者等紹介
青木康容[アオキヤスヒロ]
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。社会学専攻。佛教大学教授
田村雅夫[タムラマサオ]
大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。社会学専攻。椙山女学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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