目次
第1章 これまでの時間記憶に関する研究(日常生活における時間記憶;時間判断に関わる2つのプロセス;時間記憶の神経基盤:数秒から数時間のスケールの時間判断;距離ベースの判断に焦点を当てた認知心理学的研究;自伝的・社会的イベントに関する時間判断:より長いスケールの時間判断;判断の客観的正確さと主観的感覚;本研究の目的と意義)
第2章 経過時間の主観的感覚に関する実験的研究(文脈要因の検討;頻度要因の検討)
第3章 総合考察(時間判断と再認判断における2つのプロセスの関潔;時間的文脈想起の特異性:時間情報と非時間情報の意識的想起;経過時間判断における文脈効果;経過時間判断と学習頻度;時間判断における加齢の影響;距離ベースの経過時間判断の研究パラダイム;まとめと今後の展望)
著者等紹介
矢野円郁[ヤノマドカ]
2001年東京大学文学部行動文化学科卒。2007年慶応義塾大学社会学研究科単位取得退学。博士(心理学)。現在、中京大学心理学部助教。専攻:認知心理学、神経心理学、社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 漢文訓読の基礎