内容説明
倫理学のトレッキング入門!古今のテーマ・学説から歴史的変遷まで、名所旧跡を記した「地図」を手に、倫理学お遍路へと旅立つ手引書。
目次
序章 「倫理/倫理学」の基本課題―「現存最古の倫理学地図」を読む
第1章 倫理世界の地図の読解法―メタ倫理学の問い
第2章 剱岳の測量記録としての義務論―偽証か死か
第3章 倫理学のウォール街を探訪する―帰結主義の問い
第4章 正義の配置図―自由・平等・所有の領分をめぐって
第5章 倫理空間の地形図―倫理的に振る舞うとはどのようなことか
第6章 生の標高を描きなおす―「倫理」への批判
第7章 倫理学の基層―古代ギリシアからの問い
第8章 倫理思想の最東端―日本列島で倫理を問う
著者等紹介
篠澤和久[シノザワカズヒサ]
1956年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。西洋古代哲学・倫理学専攻。東北大学准教授
馬渕浩二[マブチコウジ]
1967年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。倫理学・社会哲学専攻。中央学院大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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