内容説明
ビジネスに「倫理」は問えるか?CSR、競争と格差、食品偽装、クレイマー、働くことの意味、グローバル化…。現代世界で噴出する「ビジネスと倫理」をめぐるさまざまな問い。それはしかし、いまに始まった問題ではない。錯綜する議論を歴史的観点から捉え返し、現代の「ビジネス・エシックス」の新たなる可能性を探る。
目次
序章 倫理はなぜ/いかにビジネスの問題となるのか
第1章 企業とビジネス―社会的責任はどう問われたか
第2章 社会的企業―どこまで何を求めうるか
第3章 組織と仕事―誰のために働くのか
第4章 競争と格差―何のために競うのか
第5章 消費者主権―お客様は神様か
第6章 食と安全―何がどう問われるのか
第7章 企業と国家―国境を越える責任
著者等紹介
佐藤方宣[サトウマサノブ]
大東文化大学経済学部特任講師。1969年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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