内容説明
半世紀近いヒンドゥ・クシュ通いの成果を古稀を記念して、集成した岳人待望の書。
目次
チトラール風物誌―オアシスの三十年
カフィリスタン探訪記―中央アジアに現存するアレキサンダー大王の末裔の謎
氷河を越えて―チアンタール氷河の縦断(一九九七年)とカランバール峠越え(一九九九年)
西域の秘宝―不思議老人の話
ヒマラヤの漂泊者―ティッヒー、ティルマン、ションバーグ、ホルディック
レジナルド・F.ションバーグの足跡―一九三五年のチトラール行
『氷河小吟』抄―短歌一一六首
ヒンドゥ・クシュの名峰(ヒンドゥ・クシュの主峰群;北東部ヒンドゥ・ラージ;チアンタール氷河周辺の山々)
ナンガ・パルバット登攀史―Nanga Parbat 八一二六m
パキスタン北西辺境―人と本
英国王立地理学協会ゴールド・メダリスト―一八三二~一九七〇
著者等紹介
雁部貞夫[カリベサダオ]
1938年、東京に生まれる。1961年、早稲田大学卒業。ヒマラヤン・クラブ会員、日本山岳会会員。1966年、ヒンドゥ・クシュ主稜でパキスタン側から日本人初の登山活動を行ない、サラグラール峰(七三四九m)山群とブニ・ゾム(六五五一m)を試登した。68年夏、未踏峰であったヒンドゥ・ラージ山脈の最高峰コヨ・ゾム(六八八九m)に試登し、同峰の東のイシュペル・ドームとフラッテロ・ゾム(ともに六二〇〇m)に初登し、その後十数度これらの山域を踏査した。近年はヤルフーン川源流域を踏査し、1997年と2003年の夏、ヒンドゥ・クシュ山系の最大の氷河、チアンタール氷河(全長約三五km)を縦断し、未踏の六〇〇〇m峰を多数撮影して多くの資料をもたらした。学生時代から「アララギ」会員として作歌活動を続け、1997年に終刊した「アララギ」の後継誌「新アララギ」の編集委員、選者を務める。歌集がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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