目次
第1部 心理臨床の理論的側面(いまカウンセリングを考える―インナーヒーラーイメージを中心にして;遊びとメタモルフォーシス)
第2部 子どもの心理臨床実践(一恐怖症的登園拒否児の治療例―人形遊びに表現されたおばけ・死と再生・結婚の主題の意味するもの;人形と砂によって作られたこころの世界―強迫症状と不登校傾向を示した一少女の遊戯療法をとおして;自閉傾向児のCollaborative psychotherapy―或る母と子の歩み)
第3部 青年期の心理療法(青年期の宗教性とアイデンティティ;「みんな無くしてしまった」と坤く学生への心理的援助―一青年のひたぶる自立志向と錯誤・そして再起への歩み;O君の場合―光を求めた一青年の心理療法過程)
第4部 家族を生きる・心身を生きる(現代日本家族における個性化のとき―佐藤愛子著『凪の光景』をとおして;ある日突然に―A氏の観患記を読んで)
著者等紹介
生越達美[オゴシタツミ]
愛知学院大学心身科学部教授。名古屋大学大学院教育研究科修士課程修了。専攻=臨床心理学、分析心理学、芸術・表現方法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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