公共性の法哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779501142
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3032

目次

第1部 公共性とは何か―多元的世界における公共性概念の再定位(公共性とは何か;公共性のテスト 普遍化可能性から公開可能性へ;討議は何故必要か?公共性と解釈的実践 ほか)
第2部 法の公共性―法概念論と法実践論の転換(公共性の母胎(マトリクス)と革命的法創造
立法過程における党派性と公共性
民主的公共性における世論・運動・制度の役割 ほか)
第3部 法における公共性―法価値論の脱構築と再構築(“性”の公共性 法における社会改革の位置づけ;教育・子育ての私事性と公共性 権利概念の関係論的再編;シティズンシップ概念の再編と公共性 外国人の参政権問題を手掛かりに ほか)

著者等紹介

井上達夫[イノウエタツオ]
1954年生まれ。1977年、東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授(法哲学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デンプシー

2
本書は様々なトピック・観点から「公共性」に切り込む。井上達夫のパートでは、まずそもそも自分が何となく抱いていた公共性についての問題意識がクリアになるとともに、抱いていた問題意識を包摂した議論が展開されており、面白かった。ただ議論を追っていてどこかスッキリしない部分があり、それが「自分が考えていた問題があっさり解決されたように見える」以上の理由があってのことなのかは、今この瞬間ではわからなかった。井上以外のパートでも勉強になる部分が多かった(特に自殺と公共性の議論では、今までに無い視点を得られてよかった)。2024/01/07

じょに

0
部分的に。井上、大屋、橋本論文しか読んでなかったので、パラパラと。2009/02/19

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