内容説明
「使命感」を持ち、「国家の現実」と対峙した官僚たちの実像を浮き彫りにし、その行動原理を学術的に分析・考察した貴重な労作。豊富なデータを分析する「ライフコース編」と官僚たちが自らの人生の軌跡を語る「ライフヒストリー編」の二巻からなる、日本官僚制研究の一大成果。
目次
ライフヒストリー編(坂野常和;橋口収;降矢敬義;谷敷寛;武田安雄 ほか)
ライフコース編(戦後上級官僚のライフコースと役割行動の研究―目的と方法;上級官僚のライフコース接近の意義と方法;上級官僚の社会的属性―出身階層と教育的背景;上級官僚への道筋と家族・時代環境;上級官僚の異動経歴分析―入省から退官までのコーホート別キャリア ほか)
著者等紹介
中道實[ナカミチミノル]
1942年富山県に生まれる。1974年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。奈良大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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