出版社内容情報
既存のアジア像を揺さぶる言説の歴史探訪。
内容説明
“アジア”とはどこのことか?アジアをめぐる言説の歴史とイメージの来歴を問い糺し、アジアの“思想”に迫る。
目次
「アジア」とはどこか
フランス啓蒙思想と「アジア」
イギリス経済学と「アジア」
ドイツ歴史哲学と「アジア」
イギリス帝国と「遅れたアジア」
日本にとっての「アジア」
「文明開化」とアジア
「アジアの盟主」と「脱亜」
「脱亜」の限界としての人種
アジア主義
「アジア的生産様式」
アジアは〈アジア的〉か
著者等紹介
植村邦彦[ウエムラクニヒコ]
1952年愛知県に生まれる。1975年名古屋大学経済学部卒業。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。関西大学経済学部教授(社会思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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