内容説明
学び、出会い、対話する。成長と変化が促され、他者との協働により新たな行動が生まれる。こうした循環は何によって起こるのだろうか。山形県庄内地域で、2016年の開講以来、8年間で20代~70代の修了生188名を輩出し、数々の対話と協働を生み出してきた、“学び合いのプログラム”の実践記録。
目次
第1章 地域をつなぐ人をつくりたい(地域に求められるリーダーとは?;「地域共創コーディネーター養成プログラム」の4つの特徴 ほか)
第2章 地域・社会のつながり方を変える(「地域共創」とは何か;「共創」とは何か ほか)
第3章 つながる方法としてのファシリテーション、コーディネーション(ファシリテーションへの期待;ファシリテーションとは何か ほか)
第4章 “対談”地域共創コーディネーター養成プログラムの価値―4つの特徴の意味を中心に(プログラムに対する潜在的ニーズがあったこと;ファシリテーションとコーディネーションを学びの軸としたこと ほか)
著者等紹介
武田真理子[タケダマリコ]
東北公益文科大学教授、同大学院公益学研究科長。日本ニュージーランド学会会長。専門は社会政策、公益学、ニュージーランド研究
伊藤眞知子[イトウマチコ]
東北公益文科大学名誉教授。山形県男女共同参画センター館長、山形大学理事・副学長。専門は社会学、女性学。県市町村の男女共同参画計画策定、「チェリア塾」、高校等へのデートDV防止出前講座等で地域共創コーディネーターとともに活動
加留部貴行[カルベタカユキ]
九州大学大学院統合新領域学府客員教授、NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー。学生時代からの地域づくり活動、ボランティア・NPO活動を続けながら、企業、行政、大学での実務経験を活かした共働ファシリテーションを実践。2024年に佐賀市松梅地区に対話交流拠点「松梅ブランチ」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。