目次
序論
第1部 自己実現の歴史的展開と日本への影響(J・S・ミルの自由論と個性の発展;T・H・グリーンの自己実現と共通善;デューイの成長論と経験主義;西田幾多郎の善と人格;河合栄治郎の道徳論と人格の成長)
第2部 現代道徳教育の問題と自己実現の再評価(道徳教育の視点としての自己実現;人間性の衝動とその方向転換;価値選択の自由と責任;教員の精神的疲労と仕事の仕方;自己実現の善と共通善;「知・徳・体を一体で育む」道徳教育はいかにして可能か;生命倫理学の講義と学生の授業評価;「道徳教育の研究」の授業改善と評価の方法)
著者等紹介
行安茂[ユキヤスシゲル]
1931年岡山県に生まれる。現在、岡山大学名誉教授、日本イギリス理想主義学会会長、日本デューイ学会理事、日本道徳教育学会顧問、日本イギリス哲学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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