目次
モバイルメディア:公衆電話が架橋した“声の文化”と“文字の文化”
テレビと動画:インターネットがテレビを乗り越えるまで
インターネット:大学生文化としてのWeb1.0
カメラ:小型化するカメラ、端末化するカメラ
ファッション:独自性の主張から共感的な同調へ
LGBT:可視化する性的マイノリティ
アート:美術館から日常へ
スポーツ観戦:グローバル化・ローカル化・物語化
夏フェス:コモディティ化とコミュニティ化
音楽:CDを売る時代から体験を売る時代へ
ゲーム「バーチャル」から「日常」へ
マンガ:媒体の変化と作品の多様化
書店:邪道書店の平成史
ショッピング:商業施設が媒介する文化の変容
外食:セルフサービスの空間と時間
著者等紹介
高野光平[コウノコウヘイ]
1972年生まれ。茨城大学人文社会科学部教授
加島卓[カシマタカシ]
1975年生まれ。筑波大学人文社会系教授
飯田豊[イイダユタカ]
1979年生まれ。立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷほは
2
2018年の初版は1メディア編、2趣味編、3現場編という構成だったが、新版は順序が入れ替えられて部ごとのまとまりが多少ずらされ「社会運動」が「LGBT」に置きかえられた。現Xはツイッターの呼称で統一されているが、各執筆者でコロナ禍への距離感は異なり、追加情報を多く書く人もいれば少な目の人もいる。学生と親世代の対話のきっかけとなった初版のリアクションをフィードバックしつつ、ニューノーマルな現代文化を捉えるための準備運動が始まっている。講義シラバスの参考図書リストに、岩波講座『文化・メディア』と共に書かねば。2023/12/31