目次
第1編 時間:流れのような輪廻(サンサーラ)―古代インドの時間(流転順観)(ウパニシャッド「五火二道の輪廻説」;ウパニシャッド今一つの輪廻説―「五光明・両界往還説」;知識の起源と推論―六派哲学から因明へ)
第2編 仏教:流れからの解脱(モークシャ)―ブッダの教え(還滅逆観)(ブッダの悟りと哲理;十二因縁の順観と逆観―迷いと悟り;龍樹の「前後時間」と「過現未時間」;龍樹の「去者則不去」論とゼノンの「飛矢静止論」―その類似と相違性の考察)
第3編 坐禅:流れの一瞬としての禅那(ディアーナ)―達磨の坐禅(四行止観)(達磨の無心と安心)
著者等紹介
側瀬登[ガワセノボル]
1942年(昭和17年)北海道に生まれる。2009‐2015年国立群馬工業高等専門学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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