目次
序章 教師の「資質」向上を求めて
第１章 近代学校の成立と教師（教師養成前史；民衆教育と教師 ほか）
第２章 近代日本の教師（明治期初期の教師；教育勅語の制定と教師 ほか）
第３章 戦後教育改革の理念と教師（戦前の教員養成と教育の問題点；戦後直後における文部省の求める自主的・積極的教師像 ほか）
第４章 現代日本の教師（教育職員免許法改正と教員養成；教師の採用をめぐる問題 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
.ふかみ
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ページ数が少ないからか全体的に深くはないが、ひととおりのことは書かれている。ただ、敢えて名前は出さないが一部の箇所では思想ありきな断定があり、書名の「考える」がちょっと行方不明になっている部分があったのが残念。この書名なら、強い修飾語を入れてまで片方を批判する必要性はなかっただろう。最後に面白かった点についてだが、脚注に新聞社の社説を使うのはめちゃくちゃロックだと思った。2020/02/22
