目次
序 子どもを支える共同関係を結ぶ(原発と放射能のことを子どもたちにどう伝えるのか;学びながら、つながりたい。社会教育に希望を紡いで)
1 田中康雄『支援から共生への道』をめぐる対話の試み(教育学と精神医学との架橋―子どもの権利の観点から;僕が語ろうとした事柄、気がつかなかった事柄―「語るあなた」へ「語り返す僕」)
2 日置真世『日置真世のおいしい地域づくりのためのレシピ50』をめぐる対話の試み(地域の人間形成力と教育力―生涯にわたる発達と学習の権利の観点から;社会実践による変革の力とそれを支える人間の可能性への信頼―場づくり師からの返信という提言)
3 陳省仁「現代日本の若者の養育性形成と学校教育」・「養育性と教育」をめぐる対話の試み(人間発達における養育性の意味―国民の教育権の観点から;日本の学校教育の在り方について―学校教育と若者の養育性形成の問題を例として)
終 座談会 子どもを支える共同関係を結ぶことで、学校の任務を探る
著者等紹介
宮盛邦友[ミヤモリクニトモ]
1978年生まれ。北海道大学大学院教育学研究院助教。2014年4月より、学習院大学文学部教育学科准教授。教育学、教育思想、教育法学、子どもの権利論。子ども・親・教師・援助者たちとの対話を重ねながら、子どもの権利を基軸とした新しい教育学のスタイルを探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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