目次
１ 歩いて楽しい大通り
２ 広場と市役所は都市の心臓
３ 二〇一三年ドイツ都市
４ 歴史を刻む都市空間
５ 都市文化紀行
６ 都市の再生とアメニティ
７ 日本の街角・まちづくり
著者等紹介
土岐寛［トキヒロシ］
１９４４年山形県鶴岡市出身。１９６８年京都大学法学部卒業。現在、大東文化大学法学部教授。専攻、地方自治・都市政策（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お抹茶
0
雑誌やブログに掲載した都市スケッチを集めた本。ドイツ，ダブリン，アメリカ，日本，ポルトガルの事例が多い。リスボンのリベルダーデ通りは大地震の産物で，大通りを歩いていても公園を歩いている感じ。ダブリンのオコンネル通りは風格と華やかさが調和された解放と独立の歴史が凝縮された通り。空襲で壊滅的な被害を受けたミュンヘンの美しい都市空間と市民生活再生の芯になったのがマリエン広場。垂直田園都市・六本木ヒルズと周辺の雑然とした街並みとの差異は，森ビルの決定システムが生んだ宿命。2016/01/16
