内容説明
見せびらかしの消費をやめて無駄も無理もない生活。
目次
第1章 アリストテレスの中庸の徳―ほどほどをもって良しとせよ
第2章 トマス・アクィナスの貪欲の罪―汝、貪欲の罪を犯すなかれ
第3章 ディヴィッド・ヒュームの市民の国―中流階級を育成すべし
第4章 アダム・スミスの自然調和の社会―市民社会のヴィジョン
第5章 カール・マルクスの階級対抗社会―疎外された労働と過剰生産の世界
第6章 ソースタイン・ヴェブレンの見せびらかしの消費の世界―大衆社会のわな
第7章 スーザン・ストレンジのカジノ資本主義―これ以上金融センターはいらない
著者等紹介
黒須純一郎[クロスジュンイチロウ]
明海大学経済学部教授、中央大学経済研究所客員研究員。1947年東京に生まれる。1970年中央大学経済学部卒業。1979年中央大学経済学研究科博士課程修了。経済学博士。1995~96年ミラノ大学へ留学。専攻は社会思想史、経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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