目次
序章 「有ることのかけがえなさ」を感受する
第1章 介護して「あげて」、育てて「もらっていた」を知る
第2章 介護して「あげる」という「私の位置」とは?
第3章 介護して「あげる」と、よろこびが到来する
第4章 介護して「あげる」とは、「身体に聴く」こと
第5章 「身体」は、「あげる」「もらう」の交換を欲している
第6章 「他者の身体の死」は、「時間」を生成させる
終章 「身体」は、「時間」の伝搬者である
著者等紹介
藤本一司[フジモトカズシ]
1958年生まれ。北海道教育大学札幌校卒業。札幌で中学教諭。退職後、渡独。北海道大学大学院文学研究科(哲学専攻)博士課程単位取得満期退学。現在、釧路工業高等専門学校准教授。専門は、カント倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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