内容説明
本書は単なる日本語発音訓練の教本ではなく、具体的な事例と音声学的な分析により日本語の音構造を理解することを目的としています。基礎的な音声学的知識をもとに、音がどのように組み合わされて意味を相手に伝えるのかを、具体的な発音例とともに学ぶことができるような構成になっています。さらに語彙教育の側面にもふれ、日本語教育を学ぶ学生、日本語教育に携わる教員、あるいは日本語学習者に利用しやすいように工夫しました。
目次
第１部 音声編（日本語発音の基礎；文字・語の発音；日本語発音の現状と問題点）
第２部 語彙・指導編（日本語の語彙；日本語の方言と共通語；話しことばの学習）
著者等紹介
榎本正嗣［エノモトマサツグ］
１９５３年千葉県生まれ。１９８１年玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。１９８４年スタンフォード大学言語学部大学院修了。玉川大学文学部比較文化学科助教授
長野正［ナガノタダシ］
１９４９年兵庫県生まれ。１９８２年玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。玉川大学教育学部教育学科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
