内容説明
長年の海外生活体験を基に「二つのタイプの文明」の存在と「文明が文明を創る」仕組みを提起する。各文明特質を数量的に測定し、異なる文明を相互に比較するオリジナルな手法を開発。文明の変化を人間の知的好奇心が生む連鎖の構造で明かす新時代の文明論。
目次
第1章 文明変動のメカニズム(人間の好奇心が文明を動かす;文明の中心拠点が移動する;文明形成と発展に見る二つのタイプ;二つのタイプの文明の歴史的構成;ダム文明の特質とその例示;ブリッジ文明の特質とその例示;「文明特質度」に対する数量的考察;日本の「文明特質度」について;第1章の要約)
第2章 ブリッジ文明とダム文明の検証(ブリッジ文明の第一走者ヒッタイトの知恵;ギリシャが創ったローマ・ダム文明;ササン朝が持った学問的関心;中国文明の架け橋としての漢;ビサンティンが育てた西欧・ダム文明;補説 ブリッジ文明はダム文明と戦う;第2章の要約)
著者等紹介
平澤和夫[ヒラサワカズオ]
1943年長野県生まれ。1967年一橋大学経済学部卒業、都市銀行入社。1972年慶応義塾大学ビジネス・スクール修了。1977年ニューヨーク支店並びにブラジル現地法人勤務約10年。帰国後、国内支店長・関連会社役員を経て現在子会社勤務。2001年(財)統計研究会「シュンペーター・伊藤基金」論文入選「グローバルな新課題に対する複合情報的接近について」。比較思想学会会員・比較文明学会会員。東京都八王子市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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