フィギュール彩<br> “帰国子女”という日本人

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フィギュール彩
“帰国子女”という日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170966
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C0336

内容説明

“帰国子女”とは、いったいどういう人なの?“帰国子女”に関する「情報」を社会に提供し、彼らの「扱い方」について社会の側に考えてもらうことは無駄ではない。もちろん“帰国子女”の側にとっても、知っておけば少しラクになるのではないか。「日本社会に溶け込むコツ」として使える要素があるかもしれない。ペルーからの“帰国子女”の著者による、これまでなかった文化論!

目次

第1章 “帰国子女”の同窓会
第2章 「日本人学校」での学校生活
第3章 “帰国子女”が「適応」するまで
第4章 “帰国子女”の外国語能力
第5章 “帰国子女”という「社会人」
第6章 ダブル・スパイとしての“帰国子女”

著者等紹介

品川亮[シナガワリョウ]
1970年東京生まれ。文筆、編集、映像制作業。『STUDIO VOICE』元編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

7
帰国子女という日本人。品川亮先生の著書。帰国子女といえば、自信家で自己主張が強くて外国語が堪能、明朗快活。でも空気を読まずに日本文化に無理解と思われがち。でも実際は帰国子女も千差万別。帰国子女もいろいろという事実をわかりやすく伝えています。2018/01/03

Schunag

5
ペルーからの「帰国子女」であった著者の私的体験・感情を描くことで「いわゆる『帰国子女』」というものの実像/虚像の輪郭を周囲から埋めて空白を残すような按配でプロットしてゆくので、とくに前半は、ほぼ青春エッセイの読み心地。読むうちに「帰国子女」的なるものは、比較的裕福で幸福でリベラルな家庭で育った子たちが、面倒くさい思春期の子供たちが集まる環境に放り込まれたときに生じるものなのであって、「海外経験」は無関係ではないのかと思いはじめた。2019/02/03

Mari.

1
高校からインターに行ったので、自分の周りにいて高校で帰国した友人たちのその後の話を読んでいるようで、日本人学校とは?帰国子女とは?といったことについてあんまり意識したことなかった人に読んでもらえると、理解が深まるかも。日本人学校のお話はとてもリアル。ただ、現地校で苦労した自分から見ると、なぜこの人は帰国子女を前面に出せるのだろうか?と思ったし、高校でのエピソードは悩みの内容が何だか浅いなとしか思えなかった。2020/05/24

Incisor

1
帰国子女といっても、滞在国や過ごした年齢、英語圏か非英語圏、現地校かインターか日本人学校、その学校の規模などによりさまざま。帰国子女の多様性に着目した筆者の視点が面白く、筆者自身の帰国子女としての経験が、小中高大学時代、卒業後、そして社会人で感じたことが率直に語られていた。時には筆者の感情が強く伝わってきた。これからも欧米だけでない、英語圏だけでない帰国子女のストーリーをさがしてみたい。2018/07/12

ゴリラ爺

0
2歳(1972年)〜8歳(1978年末)と11歳(1981年末)〜14歳(1984年末)をペルーの日本人学校で過ごした男性による帰国子女論…を目指して書かれたのだろうが、構成があやふやで、ほとんど個人的な体験記になっている残念な本だった。さらに著者は帰国後に慶應義塾高校に入学したため、帰国子女の日本での適応を語る箇所では、エスカレーター式で上がってきた内部生と入試を受けた外部生の軋轢や、男子校的マチズモといった帰国子女云々とは別のファクターも入り込んでしまい、一般化しづらい話なのも良くなかった。2024/09/05

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