フィギュール彩<br> イマージュの箱舟―家族・動物・風景

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フィギュール彩
イマージュの箱舟―家族・動物・風景

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170812
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0336

出版社内容情報

「家族」とは、「動物」とは、「風景」とは…

「幸福」追求のその先にあるものとはいったい何か。



人はみな、最善のあり方を求めながら生きている。

そのためには、人びとが尊重され、光り輝き、

その人なりの最善のあり方を目ざすことが

可能となる「社会」が必要である。

そうした社会を実現するために、

「人」を表面的な能力で価値づけるのではなく、

「存在そのもの」に対して絶対的な価値を

見いだそうとする「人間理解」が重要となる。

個人の相違や特性を相互に認めたうえでの

「社会づくり」を具現化するための

文化時評的、「3・11」後の根源的考察。

(1)フランスの家族政策



(2)ダニの感覚器と環世界(Unwelt)



(3)認知症について



(4)風景の再発見



(5)死生観について



(6)寺山修司を待ちながら



(7)永遠の生を表現するお顔に魅せられて

――川倉、賽の河原地蔵尊



(8)クマの磔刑図

――田中康弘著『マタギ矛盾なき労働と食文化』書評



(9)魂を売った男の顛末

――鬼才ウィル・タケットの舞踊劇「兵士の物語」を観て



(10)7・28&3・11への鎮魂巡礼

――福士正一の舞踏を観て



(11)闇の果ての記憶の深層へ

――ボルタンスキー&ジャン・カルマン「最後の教室」



(12)鬼沢の鬼は裏の鬼

――鬼神社を訪ねて



(13)老いたる りんごの物語

――阿部澤展を見て



(14)絵画表現のもとになる「ことば」の世界へ

――村上善男の言葉



(15)白神散策と青池の神秘

――ルニ家族の津軽散歩(上)



(16)ルニ家族展in Hirosaki

――ルニ家族の津軽散歩(下)



(17)「不完全な視線」による写真芸術

――ジュリア・マーガレット・キャメロン展



(18)前川國男の建築を受け継いで

――弘前市新庁舎を訪ねて

石田 和男[イシダ カズオ]
いしだ・かずお
1948年生まれ。弘前学院大学社会福祉学部教授。
中央大学文学部哲学科卒業。
パリ第4大学文学部哲学科中退。
法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。
弘前学院大学大学院社会福祉学研究科
人間福祉学専攻修士課程修了。
主な著書に
『美意識の発生』(東海大学出版会)
『転生する言説』(駿河台出版社)
『プロデューサー感覚』(洋泉社)
『環境百科』(駿河台出版社)等が、
主な訳書に
『世紀末の他者たち』
(ジャン・ボードリヤール、マルク・ギヨーム)
『動物たちの沈黙』(エリザベート・ド フォントネ)
『思考する動物たち』(ジャン= クリストフ・バイイ)
等がある。

内容説明

個々人の相違や特性を認めた「社会づくり」を実現するための「ポスト3・11」的考察。幸福追求の先にあるものとはいったい何か。人が尊重され、輝き、個人の最善のあり方を目ざすことが可能となるためには、「存在」そのものに対して絶対的価値を見いだそうとする理解が肝要である。

目次

フランスの家族政策
ダニの感覚器官と環世界
認知症の社会人類学的考察
風景の再発見
死生観について
寺山修司を待ちながら
哲学的断片
永遠の生を表現する顔
クマの磔刑図
魂を売った男の顛末
7・28と3・11の鎮魂巡礼
闇の果ての記憶の深層へ
鬼沢の鬼は裏の鬼
老いたるりんごの物語
絵画表現のもととなる「ことば」の世界へ
ルニ家族の津軽散歩
「不完全な視線」による写真芸術
前川國男の建築

著者等紹介

石田和男[イシダカズオ]
1948年生まれ。弘前学院大学社会福祉学部教授。中央大学文学部哲学科卒業。パリ第四大学文学部哲学科中退。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。弘前学院大学大学院社会福祉学研究科人間福祉学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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