フィギュール彩<br> 乳児期の親と子の絆をめぐって―しあわせな人を育てるために

個数:
  • ポイントキャンペーン

フィギュール彩
乳児期の親と子の絆をめぐって―しあわせな人を育てるために

  • 澁井 展子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 彩流社(2017/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170782
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C0347

出版社内容情報

小児科医からの提言!

乳児期の親子関係のこと・・・



本書では、現代社会の子育ての背景にある

「スマートフォン(スマホ)」を大きく取り上げます。

それは乳児期の脳の発達に及ぼす影響が大きいからです。

さらには、子育てにおける「母性」と「父性」の果たす

役割についても考察します。

家庭にいるお母さんでも、仕事を持つお母さんでも、

子育てに打ち込んでいるお母さんは、

幸せな表情をしています。

そして傍らにいる子どもの表情も輝いています。

そのような親子を眺めていると幸せな気分

になります。他方、育児に打ち込めないお母さんも

増えているように思います。

とくに子どもを産んでから仕事を辞めたお母さんは、

社会から疎外された不安や挫折感を感じながら、

また仕事との両立を続けているお母さんは

その困難さに悩みながら育児に打ち込めずにいるようです。

そんなお母さんの傍らにいる子どもも

どことなく不安で寂しそうです。

1990年代に急速に発展した脳科学の研究において、

脳と身体が健全な発達を遂げるためには、

乳児期の母と子の信頼の絆が

しっかりと形成されることが不可欠だと解明されました。

乳児期の脳の発達に関する最新の情報を提供することは、

母親がこの時期の子育てに自覚と誇りを持ち、

また乳児から寄せられる信頼に

喜びと幸せを感じるための支援につながります。

社会の変遷にともない、時代を反映するさまざまな事象が

育児に影響を及ぼすことは必然です。

その事象が及ぼす影響を考察し、適切なアドバイスや

警鐘を発信することも、医師の重要な役目なのです。

【第1部】親と子の愛着をめぐって

[1]母と子の絆

[2]ウガンダの奇跡の赤ちゃん

[3]育児における母性と父性

[4]日本と外国の育児休業制度の比較

[5]父親の家事・育児参加についての意向と現状

[6]絵本と母子

[7]ソーシャル・レファレンシングについて

[8]マリア・モンテッソーリの教育とその生涯

[9]センス・オブ・ワンダーを子どもたちに

[10]ネイティブ・アメリカンに学ぶ自然と子育てについての智慧

[11]マカトン法のもたらすもの

[12]子どもの車での安全な移動

[13]豊かな国における子どもの幸せとは何か

[14]エリック・エリクソンのライフサイクル説に学ぶ

[15]乳児期における母と子の愛着形成と脳の発達

[16]虐待が子どもの発達にもたらすもの



【第2部】乳児期における愛着形成と脳の発達過程

     スマートフォンが及ぼす影響について

[1]乳児期における愛着形成と脳の発達過程

[2]スマホが及ぼす影響について

澁井 展子[シブイ ヒロコ]
しぶい・ひろこ
小児科医。しぶいこどもクリニック院長。
昭和51年、日本医科大学卒業後、
日本医科大学小児科学教室に入局。
昭和57年、同大学大学院研究科修了、博士号取得。
昭和59年より国立小児病院神経科、
日本医科大学小児科に勤務。
平成5年より東急病院小児科医長を勤め、
平成11年9月、しぶいこどもクリニック開院。
主な著書には、『はじめての育児・男の子』
『はじめての育児・女の子』(大泉書店)
『はじめての赤ちゃん育て方百科』(小学館)
『すこやか成長ママの愛情離乳食』(小学館)
『パパにも役立つ赤ちゃんのお世話BOOK』
(小学館)等がある。

内容説明

小児科医からのとってもたいせつな提言!

目次

第1部 親と子の愛着をめぐって(母と子の絆;ウガンダの奇跡の赤ちゃん;育児における母性と父性;日本と外国の育児休業制度の比較;父親の家事・育児参加についての意向と現状 ほか)
第2部 乳児期における愛着形成と脳の発達過程―スマートフォンが及ぼす影響について(乳児期における愛着形成と脳の発達過程;スマホが及ぼす影響について)

著者等紹介

澁井展子[シブイヒロコ]
小児科専門医・小児神経専門医。発達障害診療医。医療法人社団しぶいこどもクリニック院長。東邦大学小児科客員講師。昭和大学小児科客員教授。1976年、日本医科大学卒業後、日本医科大学小児科学教室に入局。1982年、同大学大学院研究科修了、博士号取得。医学博士。1984年より国立小児病院神経科、日本医科大学小児科に勤務。1993年より東急病院小児科医長を勤め、1999年、しぶいこどもクリニック開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimakimasa

9
正月の一時帰国で再会した生後半年の息子と過ごす状況で読んだ。育児の初期に母性的な物が十分与えられると自尊心が育つ、そして初めて社会的な規範(責任、処罰、良心、制限)など父性的な物を受け入れられる。絵本の読み聞かせは百の小言より効果的で、行や頁の間の空間が想像力を育てる。自然との触れ合いの重要さ―「知る事は感じる事の半分も重要でない」。子が未知の物に遭遇し親の指示を求め振り返る時、親の視線と気持ちはスマホ釘付けでなく、子に注がれている様に。親の眼差しが内在化する事で、子は自分を励まし困難を乗り切れる。2021/01/06

海戸 波斗

0
澁井医院長の名刺本。子どもをめぐり、お気になってらっしゃる事を引用され網羅されてます。お好きな方はお好きでしょう。まず、親になるのに試験は無いという事をお忘れなく。2017/08/01

ななはち

0
子供の心身の発達の為に母親がどうすべきか、不十分な対応がなされるとどんな懸念があるのかが様々な角度から書かれている。また、諸外国の育休制度なども興味深い。2023/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11200731
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。