内容説明
安倍晋三と酷似し、毛沢東の影響を強く受ける、習近平の思想構造に迫る。現代中国政治史の入門書。
目次
プロローグ 習仲勲・習近平父子の生涯
第1章 断章―習近平の思想形成とその周辺
第2章 習近平の福建省在任時期における経済・政治思想
第3章 習近平の福建省在任時期における外交政策の原像と対台湾政策
第4章 習仲勲の民主化志向の政治改革をめぐる姿勢、並びにその擁護の背景にある前半生の経歴
終章 日本はどのように習近平政権と向き合うべきか
著者等紹介
柴田哲雄[シバタテツオ]
愛知学院大学教養部准教授。1969年名古屋市生まれ。中国・上海の華東師範大学法政系への留学を経て、2001年3月京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。2003年5月博士学位取得。京都大学総合人間学部非常勤講師を経て、2002年4月愛知学院大学教養部専任講師。2008年2月より現職。2010年4月から2011年3月コロンビア大学東アジア研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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