内容説明
ニューフロンティア精神を掲げたケネディの暗殺から半世紀余。ケネディの夢はその後どのような形で実現、あるいは歪められたか。アメリカ史上初の「黒い肌」のオバマ大統領の登場でほんとうにアメリカは生まれ変わったのか。ケネディと、その後の大統領10人を斬る!分かりやすい現代アメリカ政治・社会史。
目次
第1章 夢と希望の一千日―ケネディの時代(「理想を夢見る」―幸せのために;「豊かな国のなかの貧困」への挑戦 ほか)
第2章 花はどこに行った?―政治不信と混乱する社会(ケネディとは異質のジョンソン大統領;「ケネディ路線の継承」―遺産と実績 ほか)
第3章 花は再び咲いたか?―レーガン、そしてブッシュ(強運の持ち主、ロナルド・レーガン;政治の流れを変えた「レーガン革命」 ほか)
第4章 戦後生まれの大統領たち―クリントン、ブッシュ、そしてオバマ(第三の候補ロス・ペローの参戦―現職ブッシュと破ったクリントン;「ベビーブーム世代」の大統領―クリントンとW.ブッシュ ほか)
著者等紹介
土田宏[ツチダヒロシ]
城西国際大学国際人文学部教授。1947年、茨城県生まれ。上智大学外国語学部英語学在学中にニューヨーク市のFordham大学に編入、72年に同大を卒業後、New School for Social Researchに進学して74年に修士課程を修了(MA取得:専攻アメリカ政治)。帰国後、上智短期大学講師・助教授を経て、93年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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