内容説明
なぜ、男女共同参画社会が進まないのか?閣僚も国会議員も女性が目立つ実験国家スウェーデン!女性の社会参加が著しく増えたヒミツを知り、この国が目指すべき「男女共同参画社会」のあり方を模索する。女性が変われば、社会が変わる!
目次
第1章 いま、なぜ女性か、スウェーデンか(日本の超高速高齢化と出生率低下のダブル・ショック;高齢化社会への政策対応―一〇のシナリオ;スウェーデンの経験から学ぶ)
第2章 女性が活躍できる国(女性の社会参加―ごく自然に、ごく軽やかに;パブリック・セクターは社会参加の突破口;女性の政界進出;女性議員を増やすために;パラダイスに一番近い労働者―育児もキャリアも)
第3章 女が変わると世の中が変わる(女性環境が高度に整備されたのはなぜか;女性運動の歴史;男女のライフ・スタイルの変革)
第4章 スウェーデンはどうなる(高福祉・高負担の問題点;EU統合とスウェーデン;女性の社会参加を加速するために)
著者等紹介
岡沢憲芙[オカザワノリオ]
1944年上海生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学社会科学部教授。専攻は比較政治学、政党論。1983~85年、ストックホルム大学客員研究員。1989年、総合開発機構NIRAより政策研究・東畑記念賞を受賞。1992年、スウェーデン国王より北極星勲章(コマンダー)を受勲。内閣府「男女共同参画審議会」委員なども歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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