内容説明
「講釈師、夏はお化け、冬は義士で飯を食い」創作は創作を産み、新たな世界をつくり出す!日本人の心を掴んで離さない忠臣蔵。物語としての忠臣蔵を深く読み知ることで、江戸から明治、そして現代の人たちが「忠臣蔵」の何に魅力を感じ、共感したのかを探る。
目次
第1章 忠臣蔵とは何か
第2章 講談「赤穂義士伝」を読む
第3章 「仮名手本忠臣蔵」を読む
第4章 浪曲、落語、その他の「忠臣蔵」
第5章 「忠臣蔵」にまつわる五つの疑問
著者等紹介
稲田和浩[イナダカズヒロ]
1960年東京生まれ。演芸作家、評論家。日本大学藝術学部卒業。雑誌記者、ライターを経て1986年より作家活動。演芸台本、邦楽の作詞、演出も手がける。日本脚本家連盟、日本放送作家協会所属。民族芸能を守る会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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