フィギュール彩<br> いまなぜ寺山修司か―盗作作家?覗きマニア?

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フィギュール彩
いまなぜ寺山修司か―盗作作家?覗きマニア?

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170096
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

内容説明

寺山没して三十年。リアルタイムでは寺山を知らない世代が彼の言葉に感動しているという。一九七〇年代に著者は「興味ある日本の作家は誰?」と米国の映画・演劇・TVのクリエイターたちに取材した。一位三島、二位寺山、三位川端だった。日本ではまだまだメジャーではなかった寺山が二位だった。なぜ寺山なのか?その秘密はなにか?誠実で勉強家で情報収集に優れた寺山の魅力をユニークな視点で紹介。フェイス・トゥ・フェイスで交際した著者による新たな「寺山修司」像。

目次

「サヨナラ」は別れの言葉ではない
出会いはドラマ
盗作か借用か
結婚そして離婚
マンハッタンにて
『ヘアー』東京公演の幻の台本
再びマンハッタンにて
覗き事件
ロバート・ウィルスンが好き!
ある対話
運動神経について
変身
もう一度会いたい
帰ってきた寺山修司
いまなぜ寺山修司なのか

著者等紹介

菅沼定憲[スガヌマテイケン]
1936年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。放送作家として「ヤング720」(TBS)「11PM」(NTV)等の構成台本を執筆。ほかに田原総一朗演出のドキュメンタリー番組の構成を担当。ラジオでは「ホンダ・イヴニング・ダイアリ」(TBS)の構成台本を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

15
評伝かと思って読んだが、散漫な思い出エッセイ集という感じ。著者は放送作家で、新宿ゴールデン街の常連客で、多くのアングラ有名人たちと「友人」だったよう。60年代の話でタモリが出てきたりするし、「信用できない語り手」そのもの。2016/10/10

hiratax

1
親交のあった放送作家の回想録。真新しい話はないが、 自慢話モードでないのがいい。2014/05/21

ぷほは

0
寺山と寺山を語る人の最大の違いは、後者の引用が下手すぎるように見えてしまうところだろう。同時代に生きていた人の貴重な証言かと思いきや、死後10年以上経ってから出版されたジャーナリストの評伝を堂々引用していて、げんなりさせられた。なるほどそれは盗作でも剽窃でもない正しい引用なんだろう。でも全然面白くないし人間としての寺山の魅力もちっとも伝わらない。そのくせ自分だけは作品ではなく人間寺山の魅力を語るなどという特権的な立ち位置にいることに気づきもしていないのだから呆れる。「三丁目の夕日」がまだ沈んでない人だね。2015/05/01

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