目次
1 生活協同組合とフェアトレード
2 フェアトレードを「主流」にし、はばを広げる挑戦
3 企業人がはじめるフェアトレード
4 フェアトレードに取りくむ企業
5 日本にも生まれたフェアトレードタウン
6 日本各地に広がるフェアトレードタウン運動
7 フェアトレードを広める合同イベント
8 きみにもできるフェアトレード活動
9 アイディアいっぱい高校生のフェアトレード活動
著者等紹介
渡辺龍也[ワタナベタツヤ]
1952年東京都生まれ。東京経済大学現代法学部教授。東京大学教養学部教養学科卒、タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院修士課程修了。NHK記者、国際協力NGOセンター調査研究主幹、日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事務局長等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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izw
11
こどもくらぶ編の「フェアトレード」シリーズの第3巻。日本の現状、すぐにでもできることが分かりやすく解説されている。2016/02/11
たくさん
0
公正というのは世の中をよくする要素の大きなものを占めることにかわりはない。しかし私たちも日本国内で格差や不正もある。よい世の中になってほしい。2016/06/26
にんにん
0
全巻読み終わったが、現在でも認定都市や企業が増えている。高校生達の取り組みにも希望が見える。ただ、このフェアトレードを扱う組織、団体、用語など、なぜ、省略頭文字、カタカナ語が多いんだろう。日本語や漢字では取っつきにくいとか、野暮ったくなるとか、ということか。該当する日本語がないわけではないのに。少々語学に心得のある者としても、いやにカタカナ語が多いことに抵抗を感じる。「難しいことを易しく書く」という五木寛之氏の言葉を思い出す。過去にJRCといった活動もあったが、この流れも好き者の活動で終わらないで欲しい。2016/05/10
左近
0
シリーズ3冊目。日本におけるフェアトレードの様々な活動を紹介。一見、関係なさそうな分野にまで広がりを見せているが、突き詰めれば、より良い世界を作ることが目的なので、根底に流れるものは同じなのだろう。日本だけ、フェアトレード・タウン認定基準に地産地消が入ってるのは御時世?ちなみに、毎週、行く場所の近くにフェアトレードの店があることを、最近まで知らなかった。そう言えば、身内がクメール語(カンボジアの言語)をデザインしたTシャツを着てたなぁ。あそこで買ったのか。フェアトレード・デーは5月の第2土曜日。来週だ!2016/05/06