内容説明
この本では、女性落語家の演技の工夫やおもしろさを、林家きく姫師匠自身が登場して紹介してくれます。みなさんは、落語という日本の伝統文化を楽しみながら、それらをとおして、日本人の「男女の同じとちがい」についても考えてみてはどうでしょう。
目次
1 女性落語家について調べよう!(女性落語家の歴史;女性落語家の特徴;女性落語家のいろんな演技を見てみよう!)
2 「平林」に挑戦しよう!(「平林」の読み方;きく姫版せりふとしぐさ;場面1 定吉が旦那におつかいをたのまれる;場面2 通行人たちにたずねる;場面3 やみくもに歩く定吉)
著者等紹介
林家きく姫[ハヤシヤキクヒメ]
1970年、東京都生まれ。1987年に林家木久蔵(現・木久扇)に入門。同年初高座。1991年、二つ目に昇進。2001年、東京の女性落語家としては4人目の真打に昇進。古典落語を得意とし、女性の視点をまじえた演出をほどこし、好評を得ている。ワークショップや学校寄席等の子ども向け落語教室にも力を入れている。また、2000年より、テレビ朝日・東京都提供番組「東京サイト」のナビゲーターを務める。落語以外にも多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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