出版社内容情報
小さなことだけど大切で愛おしいことばかり、季節の花々をめぐって……。
読者の方々をほんの少しだけ、ホッとさせることができたらと思います。薔薇の栽培においては、愛情を持って、しっかり薔薇を見守っていれば、花の咲き具合や葉の様子で、肥料が足りないか、水が不足しているか、病気にかかったか、虫にやられたか等々、気づくことはたくさんあり、早めに手を打つことが出来ます。“薔薇が一番求めているのは、人間の足音”といわれる所以です。そして、人の方に目を移し替えて、子どもがいま、何を求めているかを知るには、親の側は、子どもと適切な距離をおいて、子どもから目と心を離さずにいることが大切です。また、薔薇に戻れば、次の年に丈夫できれいな花を咲かせるためには、はじめの剪定が大切ですが、やはり、あまり強くし過ぎると樹勢がなくなりますし、逆に剪定が甘いと樹形がまとまらずとなり、花つきも悪くなってしまうのです。まさに、子どもの「しつけ」においても、それと同じように捉えることができると思います。薔薇の栽培でも子育てでも、大切なことは、生来持っている生命力と個性とを上手に引き出すこと。ところが、それらに気づいた今といえば……残念ながら私の子育ての日々はもう遠くに過ぎ去っているのです。本書は、澁井さんの医師活動引退記念としての刊行である。
【目次】
内容説明
植物は何も語らない。静かなその姿を見つめていると多くのことを教えられる。
目次
ジェルブロア
クリスマスローズ
スノードロップ
スプリング・エフェメラル
ニリンソウ
ミモザ
サクラ
角館のシダレザクラ
桜の着物
カイドウ
サザンカ
キャサリン・モーリー
アガパンサス
クチナシ
ハス
薔薇の栽培と子育て
コレット
シラハギ
ヘチマ
ホトトギス
ローズマリー
フリージア
テイカカズラ
木と花からの贈り物
著者等紹介
澁井展子[シブイヒロコ]
東京生まれ。医療法人しぶいこどもクリニック院長。小児科専門医・小児神経専門医。昭和医科大学小児科客員教授、東邦大学小児科客員講師。1978年日本医科大学卒業後、日本医科大学小児科学教室に入局。1982年同大学大学院研究科修了、博士号取得。1984年国立小児病院神経科。1994年東急病院小児科部長。1999年医療法人しぶいこどもクリニック開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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