出版社内容情報
美容院や市販のヘアカラーによるケミカルでリスクの高い処置が大半を占める時代にあり、自然由来の成分の価値が評価され、ヘナはここ数年でまた大きく注目されている。本書は、「安全なヘナ」 を見つけるための前提として、ケミカル処理のリスクを学んで行き、ヘナの植物学や薬理作用などを理解するために、医療・疫学的視点からもアプローチした、幾分、上級者向けの資料・解説本となる。ヘナの基本情報を伝える第1部、ヘナに含まれる成分の分析と経皮吸収について、実験結果によりその作用を明らかにし、科学的知見を明示した第2部、ヘナの植物学、分類、処理方法、成分特徴や薬理作用及び、顕微鏡写真公開とそれらの解説が述べられる第3部で構成される。本書執筆陣は、ヘナ商品の、すべての成分分析や安全データシートの公開を実施するなど、既存の美容業界の習慣とは異なる安全性を検証する姿勢をとっている。さらに自分自身の健康だけでなく、環境的・倫理的側面を見据えた社会への貢献の必要性をも説いている。
【目次】
もくじ(抜粋)
第Ⅰ部 第Ⅰ部 ヘナの基本……森田要
心と体への作用/ヘナの文化的意義/化学薬品を含む「ヘナ」の危険性
第Ⅱ部 化学薬品を含む「ヘナ」の危険性…篠原康幸
ヘナに含まれる成分/経皮吸収/経皮吸収による血中薬物濃度測定etc
第Ⅲ部 ヘナの植物学…タルン・プラジャパティ
命名法/分類学的同定/生薬学/野生供給源と栽培方法/植物化学
/加工および品質管理/薬用用途



