出版社内容情報
第一次世界大戦後、揺らぐ世界におけるアメリカの対外政策史!
『アメリカの対外政策史(上) 植民地時代から第一次世界大戦(彩流社、2024 年)』に次ぐ下巻刊行。ケンタッキー州立大学名誉教授の歴史家ジョージ・C・ヘリング(1936-2022)によるアメリカ対外政策史概説書“The American Century & Beyond” (2017) の全訳がこれにて完結。膨大な研究成果を踏まえ縦横無尽に、そして詳細に論じられたアメリカの対外政策。二度の大戦、グローバリズム、冷戦やテロの時代を経て、アメリカは世界にどう関与してきたのか。
【目次】
第1章 責任なき関与、1921年から1931年
第2章 大変容――恐慌、孤立主義、そして戦争、1931年から1941年
第3章 「五つの大陸と七つの海」――第二次世界大戦と
アメリカ的グローバリズムの台頭、 1941年から1945年
第4章 「われわれの沿岸から遠く離れた地での斬新な重荷」
――トルーマン、冷戦、そしてアメリカ外交政策における革命、
1945年から1953年
第5章 平和共存と危機、1953年から1961年
第6章 ガリバーの苦悩――ケネディ、ジョンソン、そして力の限界、
1961年から1968年
第7章 ニクソン、キッシンジャー、そして戦後時代の終焉、
1969年から1974年
第8章 不協和音の時代の対外政策、1974年から1981年
第9章 「特別な途方もない瞬間」――ゴルバチョフ、レーガン、ブッシュ、
そして冷戦の終結、1981年から1991年
第10章 「巨人の強さ」――超大国としてのアメリカ、1992年から2007年――
第11章 九・一一とポスト・アメリカの世界、2001年から2014年
訳者あとがき/文献紹介/註/索引
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